2014年1月20日月曜日

近代化、一歩すすめ

オーダーしていた鍔の抜き型がとどきました。
鋭利な歯がギラリと放つ光が本物感を漂わせています。
残念ながら、うちで人力により型抜きできるシロモノではないことが判明。ということで、材料を葉山へ持ち込んで、このクラシックな型抜きマシーンの力を借りることにした(special thanks C.C.Baxter)。

この機械、機械としては単純で、抜きたい素材の上に置いた型を押すだけの仕事をしてくれる。
ただ、その重さは16t。トンであります。
何枚重ねていけるか…と試してみたけれど、あまり重ねても型の中に入り込んだ材を取り出す手間が大変なので、ダミーで皮を抜かせてもらいクッションにして、プラ材は3枚重ねで。

私は型の場所を決めて、二本のグリップを両手でそれぞれ握ってボタンを左右同時にポチっと押すだけ。それだけ。
小一時間のちには…
これでほぼ1年分は賄えるであろうと思う鍔の芯材ができあがっておりました。うおお!家庭内手工業から部分的に近代化した!すごいぞ。

産業革命の日は…はたして来るのか?

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